高知県で家庭菜園を楽しむブログですが
今回も音楽について書きます。
早く高知県へ移住したい...
前回はメジャー系4和音でした。
4和音(続き)
今回はマイナー系4和音5つです。(うち1つはdiminish系)
マイナー系4和音
C Minor 7th(Cm7/C-7)
マイナーコードに短7度を足したコードです。
△7*1より使用する機会は高いと思います。
メジャー調マイナー調の曲に関わらず、構成を確実に覚えましょう。
C Minor 6th(Cm6/C-6)
マイナーコードに短6度を足したコードです。
マイナーコードを使用時にメロディで6度の音を強調的に使用している時によく使用できます。次の記事に書きますが転回させるとm7(♭5)と同じ構成になります。
わかりますか?
C Minor Major 7th(CmM7/Cm(M7)/C-(maj7))
長い時間このコードを持続させることはあまりありません。
長くても2拍。よく使用する例が以下のようなコード進行です。
Cm - CmM7 - Cm7 -Cm6
主旋律が"ドシシ♭ラ..."と半音で怪しげ切なげに半音進行する時によく使用される...というよりかは必然的に用いることになるコードです。
C minor 7th(♭5)(Cm7-5/Cm7(♭5)/Cø7)
ディミニッシュのようなマイナー7thのような物悲しい雰囲気が響くコードです。
しかし、考え方としては"マイナー7thから5度をフラットさせた"コードという解釈が正しいかもしれません。
ファイのような記号を書いて"ハーフディミニッシュ(harf diminish)"とも言います。
サウンドは、ビートルズの"Yesterday"がとくに分かりやすいと思います。
イントロ後「Yesterday all my troubles...」オールマイ〜の部分のコードがEm7(♭5)です。この独特な感じがマイナー7th(♭5)です。
ディミニッシュ7th
C diminish 7th(Cdim7/Co7)
ディミニッシュ3和音に、さらに短3度を付加した響きです。
コード進行で、あるコードとコードを繋ぐ時に使用されたり、効果音的なサウンドを狙ってアレンジで使用されたりもします。有名な曲が"火曜サスペンス劇場オープニングテーマ"です。
0:27〜のストリングスのかけ下がりはGdim7の音です。
0:27〜:ソミレ♭シ♭, ミ,レ♭,シ♭, ソ,レ♭,シ♭...(Gdim7)
構成を見て気付いた方や、知っている方もいると思いますが、1オクターブ内には12ケの音があります。短3度は半音3つ分です。
ということは、ディミニッシュコードは半音3つ分の音を均等に響くコードなので"Cdim7はE♭dim7でもある...そしてさらに..."というふうに考えられるわけです。以下のようになります。
【同じ構成音になるdim7thコード】
Cdim7 = E♭dim7 = G♭dim7 = Adim7
ということは...
Ddim7 = ?dim7 = ?dim7 = ?dim7
C#dim7 = ?dim7 = ?dim7 = ?dim7
まとめ
- m7(マイナー3和音+短7度)
- m6(マイナー3和音+長6度)
- mM7(マイナー3和音+長7度)
- m7(♭5)(マイナー3和音+短7度、からの5度を♭)
- dim7(dim3和音+さらに短3度を付加)
以上、今回はマイナー系セブンスの4つと、ディミニッシュセブンスでした。
次回、もう一度和音の復習記事を書きます。
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*1:Major 7th